HSCってなに?②

HSC

HSCってなに?①をまだ読まれていない方はそちらから読んでいただくとスムーズかと思います。

では早速続きをどうぞ!

子どもと関わる時のポイント

❶ 子どもの気持ちや反応・感覚を否定しない

例えばあなたがどうしても我慢できないことがあるとします。
(過去の経験を思い出してください)

その時に「あなたは甘ったれている」なんて言われたとしたらどうでしょう。

「あなたに何がわかる!」「誰も私のことなんてわかってくれない」

そういう思いがふつふつと湧いてくるのではないでしょうか。

前述した通り、HSCの気質がある子どもは感受性が強く、周りが思っている以上に物事を深く感じています

子どもの頃から「人にわかってもらえない」「受け止めてもらえない」と思っている子は、大人になる過程においてどこかで躓きが生じます。

そのため「大げさな」と思っても、子どもが感じたままを受け止めてあげましょう

その子の気持ちはその子のもの。

そのままを認めて、「怖かったね」「嫌な気持ちになっちゃったね」と言葉にして寄り添ってあげましょう。

❷ 干渉しない

HSC気質の子は「自分のペース、空間」を大切にしています

それを乱されることは大きなストレス。

口を出したい気持ちをグッとこらえて子どものペースに合わせてみましょう。

大人が思っている以上にいろいろと考えているので、思いがけない結果を生み出すこともありますよ。

しかし、まだまだ支えが必要な年齢でもありますので、そこは見極めて丁寧に「ちょっぴり」サポートをしてあげましょう。

❸ 無理強いをしない

HSP気質がある子は石橋を叩いて渡るタイプなので、色々なパターンを想定しています。

そのため、周りの子に比べて取り掛かりが遅かったり尻込みしてしまうことも多いはず。

そんな時に無理強いをすることは禁物です。

子どもが親の思う通りに動いてくれない時、無理に引っ張ると諦めて従ってくれる子もいます。

しかしHSC気質の子に同じように対応してしまうと、刺激が強すぎて却って拒否反応を強く示してしまいます。

そのため、HSC気質の子にはその子のペースを尊重し、その子が思うように・やりたいタイミングで物事を進めるよう心がけましょう。

❹ 丁寧に説明し、子どもの合意を得る

❸にも繋がるのですが、HSC気質のある子には無理強いをするよりもきちんと説明して納得させるとすんなり動いてくれることがあります。

HSC気質のある子は慎重で自分の中で計画を立てて行動していることが多いので、それが変更になることはストレスになります。

そのため、子どもが関わるスケジュール変更などはできるだけ丁寧に説明をし、合意を得てから行動に移すようにしましょう。

❺ 怒ったままにしない

HSC気質の子は繊細で傷つきやすく怒られるとものすごくショックを受けます。

そしてその受け取り方もオーバーなものになりがちで、ずっと心に深く刻み込まれます。

しかし親も毎日笑顔で優しくなんて出来ませんよね、時にはイライラをぶつけてしまうこともあると思います。

後で後悔して反省するなら、落ち着いた頃に子どもに「怖かったね、ごめんね。大好きなのにああいう怒り方してごめんね。」と伝えてあげましょう。

きっと子どもも親の顔色を伺ってソワソワしているはずなので、怒ってしまったらちゃんと「ごめんね」を伝えて安心させてあげましょう。

親にできること

HSCの気質をよく知らない方からしたら、「ちょっと神経質なだけでしょ?」「我慢が足りない」なんて思われてしまうことがあります。

このような周囲のアドバイスに従ってHSC気質のある子に接してしまうと、子どもにとっては刺激が強すぎます。

そのため、親は「この子に合ったしつけをする」ことを大切にしてください。

周りの目を気にせず、むしろその子を守ってあげる立ち位置でいてください。

子どもが「疲れた、いやだ」と言った時にはそのままを受け止めて、「休憩する?」「そっか嫌だったんだね」と認めましょう。

もし「まだがんばれるでしょ」「他の子は楽しんでやっているのに」と思ったときは、世間の”普通”に縛られていないか確認してみてください。

「お父さん・お母さんはいつでも僕・私の味方!」という安心感、
そして「僕・私が感じたままが正しいんだ!」と子どもが思って初めて、HSCの特性が生かされてくると思っています。

また、子供を一人の人間として尊重することは大きなポイントです。

HSC気質のある子はしっかりと自分で深く考えることができます。

そのため、子ども騙しなことで納得させようとすると逆に混乱を招きかねません。

例えば静かにしないといけない場面であるとします。

「鬼さんくるよ!」で静かになる子もいますが、HSC気質のある子には「ここは〜〜で〜〜な人もいるから静かにしておかないと、しんどくなる人もいるんだよ(〜〜な人にとってはうるさい音はすごく嫌だから迷惑になるんだよ)」ときちんと説明をしてあげるとちゃんと理解してくれます。

その上、一度説明したことはちゃんと覚えてくれていることも多いので、親にとっては説明することが面倒でもあとが楽になることもありますし、子どもも何度も同じ注意を受けなくて済みます。

「やらされる」ことに疑問を持ちがちなので、自発的に行動できるようにしてあげましょう。

「5人に1人の子」を育てる親なので、

「5人に1人の親」になる覚悟が必要ですね。

私もよく「あの人なんで強く叱らないんだろう、しつけにならないんじゃないの?」
という目で見られることもありますが、

気にしない精神力が身につきました!笑

最後に

HSC気質のある子、段々と可愛くなってきましたか?
(もともと可愛い?ごもっともです!!!)

この子たちは人の笑顔が何よりも大好きで安心するものです。

そのため、できる限り親御さんも笑顔で過ごしたいですよね。

親が笑顔で過ごすためには…私もまだまだ模索中ですが、世間の目を気にしすぎないことがポイントではないかと感じています。

まーちゃんは生活の中で刺激が多すぎる⇨疲れる⇨不機嫌の流れがよくあるので、その不機嫌さを親にぶつけてきます。

その不機嫌の根源を知っているのと知らないのとでは、こちらの受け答えも変わってくるので、
HSCについてこれからも勉強していく所存です。

2回に渡る長いページをご覧いただき、ありがとうございました。

参考文献

HSCの子育てハッピーアドバイス 著:明橋 大二さん

PHPのびのび子育て 2021.3月号