みなさんこんにちは、フリーランスでWebデザイナーをしておりますゆかりと申します。
2021年10月に個人事業主となり、Design coconという屋号で活動しております。
「どんな仕事をしてるの?」と聞かれることが多く、改めてまとめてみました。
参考になるかはわかりませんが、一般の主婦がWebデザイナーを目指して勉強した過程として
現状を隠すことなくお伝えできればと思っております。
温かい眼差しで読み進めていただけると幸いです。
簡単な自己紹介
ゆかり(31)。結婚を機に銀行員をやめ、それから専業主婦で2児の子育てをしております。
実家・義実家ともに飛行機の距離で周りに頼れる存在はないので、健康第一に生活してきました。
そして2020年6月にWebデザインについて勉強を始めました。
独学です。
約10万円の講座を購入するところから始まりました。
そこから別講座の受講・ベテランの方からのレビュー・各コミュニティでのフィードバック・書籍など、、
日々のお仕事以外でも多くの方に支えていただきながら今日まで来ました。
現在は商品画像制作を主な仕事としつつ、業務委託先でディレクション業務もしております。
Web制作はレッドオーシャン
【Webデザイナー=Webページを作る人】
こういうイメージがある方が多いと思いますし、大半のWebデザイナーの方がWebページ制作をされていると思います。
「あなたも簡単にWebデザイナーに!」といった広告をよく見ることからも、Webデザイナーを目指す方が増えていることがわかります。
またノーコードツールの普及もあり、参入障壁が低くなっているように思います。
しかし下記の理由から、プライベートに関して周りに助けを求められない私には
Webページ制作の対応は難しいと判断しました。
- 同レベルのライバルが多すぎる
- そもそもプロの方が大勢いる
- 緊急事態が起こった時に、時間に都合がつけられない場合対応できず賠償問題になりかねない
- 携わる期間が長期間になりがち
そこで私が対応できる範囲で、かつ、需要がある分野を見極めた結果、現在の「商品画像制作専門」のデザイナーとなりました。
本当はコーディングも時間を忘れて没頭できるほど楽しくて好きなのですが、
こちらの道は一旦ストップ、、!
商品画像制作って?
商品画像とは、ECモールなどで商品を売り出す際にわかりやすく説明するための画像です。
メイン画像ではお客様の目を引きクリックしてもらえる画像を、商品詳細画像ではわかりやすく
各商品のメリットを説明する画像を制作します。
(過去制作一例。最近の制作物は契約上載せられず申し訳ないです、、!)
コロナ禍も相まって、ネットショッピングする人口が年々増加していることからも、商品画像制作は需要がある分野だと考えております。
(参考:総務省統計局 家計消費状況調査 https://www.stat.go.jp/data/joukyou/12.html)
Webページ制作に比べて短納期で、コーディングスキルも必要としないのでWebデザイナーなら誰でも制作可能だと思います。
では、なぜ「誰でもできる」ものを専門とするのか?
以下に個人的な考えを綴っていきます。
商品画像制作「専門」のメリット
あくまで個人的なメリットになるのですが、4つほど挙げてみました。
基本的に継続した関係になれる
モールに出品されているお客様は1つの商品のみ出品されている訳ではないので、
1つ目の作業内容にご満足いただけるとリピートしてくださる方が多くいらっしゃいます。
お客様にとっても①指示内容が最低限でも伝わる、②クオリティの程度を理解している、③納期を守ってくれるのかなどの心配が減る、、、といったメリットがあり、
私にとっても①入金してもらえる信頼、②お客様のこだわりが理解できる、③ライバルなどの調査をする手間が減る、、といったメリットがあります。
上記のことから、リピートしていただくお客様と知り合えることは双方にとって良い関係になれます。
制作者にとって最大のメリットは、営業しなくてもリピートしてくださるお客様が定期的にお仕事をくださること!
このメリットは私にとってとても大きく、。
新しい方との出会いってワクワクするし成長のきっかけでもあるので素晴らしいものなのですが、
それが頻回になるとすごいパワーを持っていかれるのです。
きっちりとした性格が仇となって、「本当に満足していただけてるのかな?」「空回りしてないかな?」「本当にお振込してくださるかな?」etc…悩みが尽きない!
なのでリピートしてくださるお客様は大変ありがたい存在なのです。
おおよその「型」が出来てくるから、制作スピードが上がってくる
Web制作だとお客様によって制作するもの・必要なものが異なるので毎回1から調査しなくてはなりません。
その反面、商品画像制作「だけ」をやっていると、「このモールでこういう商品を購入する人はこういうものを好む」というのがうっすらわかってきます。
また、作るものもおおよそのパターンが整ってくるので手が早くなります。
(コーポレートサイト、LP、ブランドサイト、バナーなどをランダムに制作するより早くなるというイメージです!)
責任を負う期間が短い
先述しましたが、近くに頼れる人がいないので子どもに何かあった時は私が主にサポートします。
よって万が一の場合はお断りをせざるを得ません。
長期間携わる必要があるWeb制作より1商品ずつ携われる商品画像制作の方が責任を持つ期間が短くなるので、人に迷惑をかける可能性が減ると思っています。
商品画像制作は、デザインをされている方はおおよその方が出来ると思っているので、替えが効きやすい分野であることは間違いありません。
この点については賛否両論ありますが、「お客様に迷惑をかけない」という点では私には好都合なのです。
見積りしやすい
私がこれまでにお仕事させていただいた方とは、「1枚◯◯円」や「サムネイルは〇〇円/商品詳細は◯◯円」など、初めに取り決めた価格で以降変動なくお取り引きをしてきました。
毎回見積もりをする必要もないので、この点はラクかな?という感想。
専門とすることで他社の商品画像を見る機会も格段に増えるので、自分の力量を見積もりやすくなります。
専門にすることで、特化できる環境を自ら作ることができるので力を付ける期間が凝縮されるように感じます。
委託先からたまにWeb制作のご依頼があったり、友人から名刺制作やチラシ制作を請けたりもしますが、
新規で自ら営業をかけていく分野は今の所「商品画像制作」に絞って活動しています。
今年の収入
「商品画像制作」って儲かるの?といったことが気になりますよね。
現在私は制作会社さんとコンサル会社さんの2社とお取引をさせていただいており、手取りがパートに出て働くくらいのお給料になっているかな?といった感想です。
10月入るまでは物販会社様などからお仕事をいただいておりゆったり作業しておりましたが、現在はコンサル会社さんからのご依頼の数が多く、少々慌ただしくお仕事させていただいています。
今年の収入の見込みとしては、100万円の壁を越えるか越えないか、というラインです。
生活を支えている方にとっては「それだけ!?」と思われるでしょうが、「月5万稼ぎたい!」と始めた2年前からは想像していなかったくらい順調に進んでいます。
今後の目標
現在はお客様からご提供いただいた写真等を加工して画像を制作しています。
もちろん、「こんな角度も欲しいな」「背景がとっ散らかっている!」「か、、解像度、、」「商品切れてるやん!」みたいな画像も多く。
制作会社からの商品画像制作案件ではモデルさんを起用したものが多く、やはり画像の見栄えも変わってきます。
なので「私が撮影もできたらいいのでは!?」と思いましたが、
これまで撮影といえばインスタントカメラに始まり、デジタルカメラ、そして現在はスマホオンリーという初心者レベル。
商品を魅力的に撮影する技術を磨いて、撮影からご依頼していただく道を考えています。
カメラもどんなものがいいのか、どこで学ぶのか、などから始まりますが、
温かく見守っていただけると幸いです。
さいごに
なんだか長くなってしまいました、、!
少しでも現在の私が仕事としていることが皆さんに伝わるといいなーと思っていると、あれも書きたいこれも書きたいが膨らんでしまい、、。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今後も一枚一枚妥協せずに制作して参りますので、よろしくお願いいたします!
それでは、またこんど。
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